一期一会とは言うけれど

先日、部の飲み会がありました。

東京にいる同期２名が出張で来ているため、プチ同期会になりました。

いま所属する事業所は同期が０人だったため、久しぶりに会えて嬉しかったです。

同期で固まると、同期メンバーの話題で盛り上がります。

誰々が休職してただの、飲み会を開催しても参加率が悪いだの、辞めた彼のその後がどうだの……

で、まだ公式発表されていないけど、また１人辞めるんだそうで。


学校のクラスメイトだと（仲の善し悪しはさておき）年単位での付き合いになりますが、

会社の同期は新人研修で一緒になった後に大半が離れ離れになります。

なので、入社直後のキラキラと希望に満ちていた頃のイメージが強く、

１人…、また１人と辞められると、僕の中にある綺麗な思い出が崩れていく気がするんですよね。

ちょっと話しただけ、ちょっとお菓子を貰っただけ、なーんて大した交流が無かった人達でも、

じわじわと数が減っていくと、悲しくなってきます。

一期一会とは言うけれど、また会えるだろうか。　会えたとしても、また楽しく話せるのだろうか。

そう考えると、ちょっと不安に感じます。


ちなみに、今参画しているプロジェクトは客先常駐で、「この～木なんの木」のグループ会社さんらと仕事をしています。

ビッグプロジェクトなので人数も多く、他社の同年代が職場に数名居ます。

「他社の」っていう所がまたミソで、近すぎず遠すぎずの

僕にとっては程好い距離感で、飲み会が自社のよりも楽しかったりします。

席は近いけど仕事の担当範囲は違うため、仕事を通して険悪な仲になる事もありません。

自社の同期とは違いますが、これもまた良い人間関係だと思います。

これもまた一期一会で、もう２度と味わえないんでしょうね。


・辞めた自社の同期の話

仕事が一緒だったり秋葉原へ遊びに行ったり、１年目の頃に交流が最も深かったある同期。

辞めてからのその後の噂を聞いたのですが、半年間ニートになって

４月から別業界の専門学校に通っているそうです。

就業中の稼ぎを使って自腹で通っていると聞いたのまでは良いのですが、同人サークルに入ってしまったようです。

彼はもともと絵を書いたり小説を書くのが好きで、自作ゲーを公開しているＨＰを半年前に作ったので

多分それの事じゃないかと。

働き盛りの年齢で仕事を辞め、再就職をすぐにせず趣味に没頭する。

これって、人生終了コースまっしぐらな気がして……。

大学中退してニートになった子をもつ親の悲しみってやつが、何となく分かる気がしました。

その業種の就職が上手くと良いんですが。