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殿堂入り        29回

移動したポケモン
無し


昨日、カンブリア宮殿という番組で IT系企業であるソフトブレーン社の(←何故か企業HPが重くて開けない)

創立者(つまり現社長ではなく会長)の宋文洲氏がインタビューを受けていました。

シャワーを浴びる前後に番組を見ていたのですが、面白い人でした。

その会社のルールでは、

1、座席が決まっていない(自由に席に座って良いが、毎日同じ場所に座ってはいけない)
2、17時15分にオフィスを消灯(残業させない)
3、社内で調印などのやり取りは 全てWeb上で行う(紙の媒体よりも、簡略で速い)

この企業が素晴らしいと思ったのは、もちろん2の「残業させない」です。


将来、パソコンを使ってプログラムを書いたりする 通称SE(システムエンジニア)になりたいと考えている人は

注意が必要です。 SEの仕事量は多いので、「残業は当たり前」「納期前は自宅に帰れない」なんて考えが

IT業界の企業では浸透していて、残業した時間が武勇伝になる程らしいです。

長時間 働く事が美徳になっている傾向が強いと思います。  参考@tech研 残業しないで帰る人は……

僕がインターンシップでお世話になったIT系の企業は、定時の18時に帰る人は 1~2割orそれ未満でした。

何時に帰ってるのかなーと思って、社内の共有ファイルサーバーにある エクセルやソースファイルを見ると、

最終更新日時が 22時とか23時とかになっているファイルが見られました。


そんな業界の風習に反発する宋文洲氏が 番組の最後の方でこんな事を言っていました。

「社員が必死に頑張って成果を出すよりも、社員が楽して成果を出した方が 私は嬉しいんです。」

この考え方に 大いに賛成しています。

一日が20時間でも30時間でも、勉強や労働の時間は そんなに変わらないと思います。

変わるとしたら、やった気になっている時間ではないでしょうか。

親に「お前は必死になっていない。 もう何もする元気が無くなるまでするのが 仕事or勉強だ」

なんて言われた事がありますが、僕は そんな計画性の無い行動は絶対にしたくありません。


何かに対して必要以上に必死になるのは、その物事に対して 達成感を求めているからだと思います。

僕はやりたくない事に対して やり甲斐や達成感は求めないので、仕事や勉強には必死にはなりません。

必要最低限の労力を使い、残りを好きな事に使えば良いと考えています。

もし、必要最低限の労力で基準に達しないのなら、それは本人に能力が無いか、運が悪かったのか、

方法が悪いのか、スケジューリングミスか、そんな所でしょう。  まあ…、自分の事なんですがね……。

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